買っちゃいました!

何を買ったかって、家庭用の血圧計をとうとう買ってしまいました。
ここ数年、健診で血圧が高く、気になっていました。(他にもたくさん気になる数値が並んでるんですけどね。)日常生活に特に支障がある訳でもなく、なかなか医者に行く切っ掛けがつかめずにいたのですが、なんだか最近、腹回りが膨らんできたし頭に血がのぼるような自覚もあったので、思い切って医者に行ってきました。
「もう年なんだから薬出しておきますね。」ということで、毎日薬を飲むことに。これまで経験の無かったことです。お薬は仕事で勉強した耳慣れた名前のあれでした・・。
そして帰り道に買ったのがこの写真の血圧計。毎日忘れずに血圧日記を付けなければ。。それにしても測る度に値が違っていて面食らいます.(でも確実に高い!)店に飛び込みで買うんじゃなくて、ネットでちょっと調べて高機能のを買えばよかったかな。
大きな病気もケガも無くここまで来たので、健康の有り難さを忘れていました。これからは少しは体にいいことしよう。
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by (ToT)/

2013年01月29日 22:38

顕微鏡撮影について ~その3~

誰でも一度は小中学生の頃に顕微鏡をいじって覗いた経験があると思います。
TLVで撮影に使っている顕微鏡は子供の頃に見たことのある顕微鏡よりはデカくていかつい形をしております。
主に二つのタイプがあって、ひとつは正立型顕微鏡。光を下からあてて試料をみます。
もうひとつは倒立型顕微鏡。光を上からあてるのでレンズは下についています。
見る試料によって使い分けますが、正立型顕微鏡はスライドガラスで作った試料など、倒立型顕微鏡はディッシュで培養した細胞などを見ます。
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これらは光学顕微鏡と呼ばれ、可視光線を使って見る顕微鏡です。
光学顕微鏡の特徴はなんといっても生きたままの試料を観察できるということです!
それではこの光学顕微鏡で見ることのできる限界はどれくらいの大きさなのでしょうか?
光学顕微鏡の分解能は、「ある接近した2つの点が、それ以上近づくと拡大した像の上で区別できなくなる限界の距離」と定義されています。顕微鏡を覗いた時にふたつある点がひとつの点としか認識できない場合、それがその顕微鏡の分解能の限界です。その距離は0.2マイクロメートルほどで、ミリメートルでいうと0.0002ミリメートルです。
数字から考えるとすごく小さいものまで見えるなぁと感じますね。
でも、細菌はみえるけどウイルスは見えないとか、細胞内のミトコンドリアは見えるけどリボソームは見えないなど、光学顕微鏡で見ることができないさらに小さいミクロの世界が存在しています。
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可視化するという点では電子線を使った電子顕微鏡があります。その中のひとつ、透過型電子顕微鏡の分解能は0.1ナノメートルほどで、ウイルスも可視化できます。ミリメートルでいうと0.0000001ミリメートル。もはやミリメートルに換算しても実感がわきません。。。
光学顕微鏡よりも分解能が高い電子顕微鏡ですが、実は光学顕微鏡が確立する以前からすでにありました。しかし、生きたままの試料を見られる顕微鏡ではありません。
現在は、生きたままの試料を使って分子の動態まで見ることができる共焦点レーザー顕微鏡や二光子励起顕微鏡など、さまざまな顕微鏡が開発されています。

ほんと人はどこまで小さな物を可視化して未知の世界を解明していくのでしょうか。。。

by 青嵐

2013年01月18日 14:26

寝正月

あけましておめでとうございます。
本年もTLVとTLVブログをどうぞよろしくお願い致します。

正月は毎年のように食べては寝を繰り返す私ですが、例外なく太ります。
今年は蛇腹になりました。。。

さて、太るということは体に脂肪が蓄積されるということですが、
脂肪組織を顕微鏡で見てみるとこんな感じです。
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透明な丸い脂肪細胞(白色脂肪細胞)がびっしりと敷き詰まっています。
真ん中に赤い血管が見えますが、実はさらに細い毛細血管が脂肪細胞のまわりに張り巡らされています。
動画で見てみましょう。


途中から血管内に蛍光物質を入れて血管を造影した蛍光像に変わります。
こんなにも毛細血管が走っています。

肥満になるとこの脂肪細胞が肥大化します。
脂肪細胞は脂肪をあまり蓄積していない小さいうちはアディポネクチンという体に良い働きをする物質(善玉アディポサイトカイン)を出しています。
しかし、脂肪が蓄積し脂肪細胞が肥大化するとTNF-αや遊離脂肪酸、PAI-1といった体には良くない物質(悪玉アディポサイトカイン)を分泌するようになります。
この状態が続くと糖尿病や高血圧につながり、血管病を引き起こしてしまいます。
いわゆるメタボリックシンドロームというものです。
また、脂肪細胞の肥大化に伴って脂肪組織にはマクロファージという白血球が浸潤していきます。
マクロファージはTNF-αなどの物質を出して悪玉アディポサイトカインの産生を促進しています。

肥満によるメタボリックシンドロームは単純に脂肪細胞が肥大化して起こるわけではなく、
脂肪細胞とマクロファージの相互作用からはじまり、全身の様々な部位に影響して起こる複雑なものなのです。

来年の正月から食べる寝るの間に運動を入れます!

by とんとん

2013年01月09日 21:01