代表挨拶

初めて顕微鏡で動物の体の中をのぞいたとき、なんと美しいんだろう、と息を呑みました。
そして、タイムラプス(Timelapse)撮影で時間を縮めてみると、細胞があたかも意思を持っているかのように生き生きと動き出した時の感動を今も忘れません。
生きている姿は実に美しく機能的です。

我々が社名にもしたタイムラプス撮影法は、ただ顕微鏡を覗いているだけではほとんど変化に気づかないような顕微鏡の中のゆっくりとした時間の流れを日常的に感じることができる時間の流れに変換してくれます。
生きている振る舞いを目の当たりにすることは、生命のしくみを解明する出発点として、たくさんのヒントを与えてくれ、方向性を示してくれるものだと感じます。また、数値として違いのあるデータには、その源に必ずや生き物としての振る舞いの違いがあると信じています。
顕微鏡の中で起こることは、こちらの操作に対しての、偽りのない生き物からの答えです。
その動き・振る舞いから、人間は目的や意図を解釈しようとせずにはいられません。
何を見い出すかは、見る側の情報量にもよります。
現象が映っていても誰も気づかずにいたことが、新たな知識とともにその映像を見ることで改めて見い出されることもあります。誰でもが第一発見者になる臨場感が顕微鏡映像にはあるのです。
そんな見方をすると、何が起こるのかと画面から目が離せなくなります。
私たちの映像が、多くの人々に触れ、多くの知識を持って解釈され、多くのことを喚起することができればこの上もない幸せです。

生きている美しさと動きを伝えるために我々は動画にこだわっていきます。
それが生命現象を理解するための一助となり、医学・科学の発展につながって、人類の未来に貢献できるものと確信しています。

タイムラプスビジョン 代表取締役  富田 勉