肝臓(肝小葉-肝細胞索) -Hepatic lobule-
肝臓(肝小葉-肝細胞索) -Hepatic lobule-
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肝臓は物質代謝や有害物質の処理を行い、体内の環境を維持する重要な臓器です。
肝臓を顕微鏡で見てみると肝小葉という構造が見えます。肝小葉の中心には中心静脈があり、そこから放射状に類洞と呼ばれる血管が伸びています。
肝小葉をもっと拡大してみて見ると、類洞にそって肝細胞がならんだ構造、肝細胞索が見えます。
肝細胞と類洞の間には基底膜がなく、類洞に面する肝細胞の表面は多くの微絨毛を持っていて表面積が大きくなっています。このような構造は血液と肝細胞の間で物質交換を効率よく行うのに役立っています。